用語集 · 最終更新日:2026年5月3日

ジュエリーの深度合成

深度合成は、同じ品物を異なる焦点位置で複数撮影し、全体が鮮明な1枚へ合成する技法です。1:1マクロでは被写界深度が浅く、一度の撮影で全体に焦点を合わせられないため使われます。

深度合成が必要な理由

1:1マクロの被写界深度はf/16でも1 mm未満のことがあり、リング上部と爪の両方に焦点が合いません。絞り過ぎると回折で全体が柔らかくなるため、焦点距離を変えた複数画像を合成します。

実際の手順

三脚と照明を固定し、前から後ろへ焦点を少しずつ移して5〜30枚撮ります。フォーカススタッキングソフトが各画像の最も鮮明なピクセルを合成し、すべてのファセット、爪、彫刻を鮮明にします。1枚30秒に対し1点5〜10分かかります。

AIの役割

十分鮮明な1枚から全体の細部を強調して、カタログ用途なら実写合成の約80%に相当する見た目を作れます。ピクセル精度が重要な高級・家宝カタログでは実写合成が優れ、大量処理ではAIが現実的です。

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